小中学生の子供を持つ親御さんのなかには、「兄弟喧嘩を毎日のように続いてうんざり!」なんて人もいるのではないでしょうか。
子供の成長過程で、自分の意見を持つようになるとお互いに主張するようになって
喧嘩をするのは仕方がない。
確かにその通りなのですが、「こう毎日毎日だと喧嘩をする声だけでノイローゼになりそう・・・」という日もありますよね。
小中学生になると喧嘩の頻度や状況なども変化するため、
特に母親が喧嘩をとめると機会が多いという声もあります。
兄弟喧嘩といっても手が出るようなものから、「うるさい!」と
言いたくなるほどの口喧嘩までいろいろな喧嘩をするのは何歳までなのか。
この記事では、小学生・中学生の兄弟喧嘩が起こったときに
親が知っておきたい対応策を紹介していきます。
小学生の兄弟喧嘩でノイローゼ気味…親がとるべき対策は?
小学生になると、自分の意思や考えであれこれ言動に特徴がでてくることがありますよね。
特に歳の近い兄弟だと何度も繰り返し喧嘩をすることもあり、
親がノイローゼのようになってしまうこともあるようです。
あんまりにも激しい喧嘩が続くと、
「もう!なんでいつもいつも!」と怒鳴ってしまいそうになる、
なんて親御さんもいます。
子供を叱ってばかりいると、静かになったときには親の方がぐったりしていることも。
そんなとき、親がとると良い対策にはどんなものがあるのでしょうか?
まずは『喧嘩をしていないときに褒める』です。
一緒に何かをしているときには「〇〇で遊んでるの?楽しそうだね」と
笑顔で褒めると良いでしょう。
また、別々に遊んでいるときにはそれぞれを褒めるようにすると良いとのこと。
親から笑顔で褒められることで、子供は自己肯定感が上がります。
自己肯定感があがることで、兄弟への嫉妬や怒りなどがなくなり、
喧嘩をしなくなるのだといいます。
他にも、子供にSOSを求め、
「今日、お母さん少し疲れちゃって。〇〇くん(ちゃん)、お手伝いしてくれない?」と
頼ってみるのも良いということです。
子供が活躍する機会を与えることで、
親が褒めてくれるので子供の自己肯定感があがって心が安定することもあります。
そして、そのような時期は永遠に続くわけではありません。子どもそれぞれが成長し、生活リズムが変わることにより変化していくものです。
今は、長い長い出口の見えないトンネルを通っているような感覚かもしれません。ですが、必ず終わりがきます。
明けない夜はありません。必ず良くなると信じて前向きに乗り切っていきましょうね!
中学生の兄弟喧嘩でノイローゼになりそうなぐらい苦しむ親必見!
小学生よりも年齢を重ねて中学生になると、
さらに兄弟喧嘩が激しくなってしまうこともあります。
ノイローゼになってしまうほど親が悩むこともあるのだそう。
中学生になると男の子は力を強くなるので、
喧嘩でつかみ合いになってしまうと母親だと止めるのが難しい場合があるようです。
中学生の兄弟喧嘩は生活態度、学校や家でのストレスから起こることも多いということです。
中学生の兄弟喧嘩は、
親が介入しても良いのかと悩む親御さんもいます。
そんなとき、まずは状況を把握することが大切です。
どんなことが原因で喧嘩が起こったのかを理解して、
もし子供だけで解決できるようなら見守り、
放置をしておくのも良いでしょう。
ただ、殴り合いや怪我などをしてしまいそうな場合は、
一度お互いに距離を置かせることも重要なポイントです。
また、してはいけないことや危険なことがあったときは、
その場でしっかりと注意をしておくことが大切です。
兄弟喧嘩でノイローゼになりそう!親のせい?適切な親の対応法
兄弟喧嘩の原因には、親が関係している場合もあるそうです。子供が複数いる場合、それぞれの子供に特徴があることを親が理解しておかなければいけません。長男はこんな性格、次男はこんな性格とある程度把握しておくことで、親がそれぞれの子供にあった対応をすることができるようになるといいます。喧嘩の原因は、親が兄弟に差をつけたり子供の性格に理解を示すことが出来ない場合もあると覚えておきましょう。
つまり、兄弟喧嘩に悩んでいる親御さんも適切な対応をすることで子供の喧嘩を減らすことができるということです。たとえば、常に親が子供に我慢を強いている、子供が何かを言おうとすると強く言い返してしまう、といった「親が子供の言動を否定する・拒否する」といったことがストレスとなって子供が喧嘩をしてしまうこともあると覚えておくことが大切です。もちろん我慢をさせるという躾も大切ですが、子供の言葉を真っ先に否定しないように気をつけなけましょう。
ひどい兄弟喧嘩でストレスが限界!手が出る前にできること
兄弟喧嘩がひどくなると、手が出てしまうことがあります。兄弟でつかみ合いの喧嘩をしたことがある、という大人もいるでしょう。子供もお互いに譲れないことなどもあって喧嘩になり、手が出ることもあるのです。そうなる前に、激しい言い合いになった場合はすぐに喧嘩をとめて、子供をお互いに離すことが大切だといいます。子供同士が喧嘩になる場合、その原因はからかいやいたずらなどの場合もあります。かまってほしいという思いからちょっかいをかけてみた、なんてことも。そんなとき、ちょっかいをかけられた相手の機嫌が悪かったりすると、喧嘩になる場合もあるようです。また、物の取り合いや勝手に使ってしまったことも原因に多いといいます。手が出る前にきちんとルールを決めておく、そしてそれを破ったら親が叱ることを繰り返すことも大切です。
ノイローゼになりそうな兄弟喧嘩はいつまで?何歳まで続くの?
兄弟喧嘩はいつ頃まで続くのか、何歳で喧嘩をしなくなるの?と考える親御さんもいますよね。ノイローゼになりそうなほど兄弟喧嘩を毎日されると、親としては「いつになったら落ち着くんだろう」とうんざり。兄弟喧嘩をしなくなるのは、「だいたい20歳から22歳くらい」という回答が多いそうです。「そんなに?!」と驚く人もいるかもしれません。
精神的に大人になるまでは、兄弟喧嘩はするものだと考えるしかないでしょう。また、お互いにある程度距離が出来たり、社会に出て働くようになると喧嘩をすることがなくなった、という話も。兄弟喧嘩は大人になってもするものなので、「もう、何歳になってもするときはすると考えた方が良い」といった声もありました。
兄弟喧嘩はするもの、と考えていても毎日毎日だと「ああ!もう!」と言いたくなる気持ちは誰でも感じることがあると思います。親御さんとしては「お願いだから仲良くしてよ・・・」とぐったりしてしまう、なんてことも。兄弟喧嘩は子供の時代だけではなく、成人してもすることがあります。なので、兄弟喧嘩は一生するときはする、と考えるしかないという親の声もあるので「うわあ・・・」という顔をする人もいるかもしれないですね。
大人になれば喧嘩といっても殴り合うような、つかみ合いをするような喧嘩をすることは少なくなるでしょう。ただ、大人だからこそ静かに言い合ってしまう喧嘩をすることもあると考えられます。親としては喧嘩を毎日される状態を何とか出来れば良し!という人もいるかもしれませんが、20歳から22歳の大学生までは兄弟喧嘩はあるものと思っておきましょう。
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